鎖骨が…おれた

まだ若いと勘違いしていた、50代後半も後半の男子?です。

日頃は、ジムで運動をしており、マラソンも年に数回は走っています。

その私が、先週末思いもよらない事態に!

事は、とあるゴルフ場の2番ホールで起こりました。後半に入ってすぐです。

パー5のロング。ドラコンのホールです。

ティーショットは当たりも良く、フェアウェーに。

気持ちよく、ユーティリティの4番で2打目を打つと、ボールは意に反して左の山の中。

これはダメだと思い、暫定球を打ちました。

ここで、1打目のボールを諦めていれば、この様な事態にはならなかったのですが…

ニューボールだった事もあり、急な坂を登って探しに行ってしまったのです。

案の定、ボールはどこにも無く、仕方なく下に降りようと思った瞬間、悲劇が起きました。

余りの衝撃で、何が起こったのかは良く覚えていないのですが、降りる途中で、急にスピードが出だして、ブレーキをかける間もなくカート道の先の芝生に転がり落ちました。

4~5回転はしたでしょうか。受け身を取り切れず、肩から着地したのでしょう。

皆から、大丈夫か?と声を掛けられ、最初は大丈夫、大丈夫と言っていたのですが、ふと左肩を触ると、何か出っ張りが…

やっぱり、ダメだとメンバーに告げ、直ぐにカートに付いている無線で迎えを頼みました。

同期の皆さん(O氏、S氏、H氏)、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

直ぐに迎えが来るわけは無く、カートに同乗して次のホールへ。

中々、迎えが来ないので、再度、無線でお願いしました。

すると、遠くの方からキャディーさんが一生懸命走ってきてくれました…スミマセン

その場で、自分のバッグを下ろし、メンバーに挨拶をした後、リタイアです。

キャディーさんの運転で、クラブハウスにまっしぐら。

段差でカートが弾む度に、骨にひびき、痛っ!

優しいキャディーさんは、段差の度に、御免なさいね~、と言ってくれるのですが、猛スピードで運転を。

ようやくクラブハウスに戻ると、ゴルフ場の方が何やら相談をし始め、支配人らしき方が出てきて、部下に病院を探す様に指示をしてくれました。

なにぶん、休日だったため、中々、対応してくれる病院が見つからず、漸く連絡が付いた病院にクラブのバスで連れて行ってくれました。

15分くらいで到着したのですが、看板にデイケアと言う文字が!

そして、中から80過ぎの老夫婦が現れました。

そして、しばし、この老夫婦がやり取りをした後、今日は看護師さんが休みで誰もいないのよね~っと。

取り敢えず、上がってくださいと促され、椅子に座ると、おじいさん先生が、

保険証持っているか? っと。

ハイ、持っています、と答えて提示すると、おばあさんに、書類を作れと言っているのですが、一向に要領を得ない様子で、

しまいに、おじいさん先生が怒り出して、

もういい、自分で書く! と言って、書類を作ってくれました。

これが無いと、レントゲンが撮れないそうです。

もちろん、レントゲンも、おじいさん先生が震える手で撮ってくれました。

その後、写真が出来上がって、診察室に呼ばれると、

鎖骨骨折ですな~。

見た目で分かっていましたが、そうですか、と答えるしかなく。

そして、骨を固定するバンドの様なモノをはめられ、わたしなら手術はせずに、このまま直すけどね、と言われました。

いずれにしても、家から遠い場所ですので、これから家に戻って病院を探しますとお礼を言って、その場を引き上げ様とした瞬間です。

家はどこだ?と聞かれたので、藤××です、と答えると、わしの娘が駅の近くで整骨院をしているので、紹介してやってもいいぞ、と。

今日もやっているから、連絡してやろうか?

有難い話しでしたが、やんわりとお断りして、クラブハウスに戻ってもらいました。

戻った後、2Fのソファーで休んでくださいと促され、アイスコーヒーを出して頂きました。

その後、家に連絡をして、奥様にはさんざん怒られ、迎えに来て頂くお願いをしました。

来る途中、事故で電車が止まっているとの情報から、迂回するので1時間余計に掛かってしまいました。

その間に、コンペのパーティーが始まり、何人かのメンバーが心配して声を掛けてくれたのですが、優しい幹事のS氏がパーティーに参加しない?

と言う事で、痛い肩を支えながら参加すると、最初に挨拶をしろと。

仕方なく、無理やりの笑顔で、ご挨拶をさせて頂きました。これも、気を紛らわせるための思いやりだったのでしょう。ありがとね。

最終的に、フィニッシュしておりませんでしたが、私にもニアピン賞を出してくれました。

そうこうする内に時間となり、パーティーは終了。

時間節約のために、私の自動車を駅まで運転して頂けるとの事になり、奥様到着の少し前に駅にたどり着く事ができました。

その場で、同期の皆さんとはさようならをして、ものの数分で奥様が到着。車の中で、怒られながら、救急病院に直行(と言っても2時間は掛かったかな?)しました。

この病院も、色々な経緯があり、ここ数か月で何度か家族がお世話になった場所ですが、まさか私もとは思っていませんでした。

いずれにしても、待つこと30分~40分。

先生に呼ばれ、再度、レントゲンを撮ってもらい、専門の先生と電話連絡を取ってくれた後、告げられたのが、これから直ぐ入院しないと、月曜日の手術に間に合わないっと。

これは、手術をしないとダメ、との事で、問答無用で入院となったのです。

この後の出来事は、また、別途報告させて頂きたいと思います。

いずれにしても、この日は米国ドラマ24並みに、色々な事が凝縮された1日でした。

では、また。

※鎖骨骨折について、皆さん経験者が色々と上げてくれており、非常に参考になりましたので、私も記録を残す予定です。